かわの自己紹介
河野 美保(かわの みほ)
1966年生まれ 福岡県出身 高校から関西在住
大学院生と20歳の2人の子どもの母
国際コーチング連盟 アソシエイト認定コーチ(ACC)
NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン認定 ヘルス&メンタルコーチ、学習型グループコーチ
看護師、日本糖尿病療養指導士(CDEJ)
神戸市内クリニック勤務(糖尿病の療養相談担当)
子供の頃から、好奇心旺盛で飽きっぽく世話好き、外遊びも読書も大好きなこどもでした。
とにかく人の役に立てて、且つからだを動かす仕事に就こうと選んだのが、看護師の道でした。
高校は奈良で寮生活、その後看護師資格取得。
就職先は 糖尿病の患者さんが多い内科病棟でした。
療養に必要な知識を伝えるだけではうまくいかないことに悩みつつも、その奥深さに魅せられ、看護師である限り、糖尿病の患者さんに関わっていこうと心に決めたのが20代半ばです。
療養面談のスキルをあげるため、カウンセリング、動機付け面接法などを学ぶ中で、
2014年 NPO法人ヘルスコーチ・ジャパンの糖尿病コーチング講座と出会いました。
コーチとしての在り方や、関わりかたこそ、糖尿病の患者さんとの関わりに必要なものだと確信しました。 また、自分が自分を認めず、他人の評価を気にして生きていたことも、療養面談での患者さんへの関わり方に影響していたことに気づき、必要の無いものを手放して、心が軽くなっていきました。
つまり、コーチングを通して、「自分軸を大事にしつつ、人との関わりも大事にする」という生き方を手に入れたのです。
糖尿病患者さんと医療従事者の幸せの実現のために、コーチングを通して役に立ちたいという思いが強くなり、
2016年春から本格的にコーチングを学び始め、自分自身にもコーチをつけました。
すると、まるでこのタイミングを待っていたかのように、こどもが、部活動でのいじめをきっかけに不登校になりました。
それまではコーチングを、他人には使えても、こどもにはなぜか使えずにいた理由に深く
向き合うこととなり、さらに自己理解が深まるとともに、こどもとの関係を再構築していくことができました。
(かわのの過去の子育てとコーチングについては、親子に効くコーチングに書いております)
こどもの幸せを願う気持ちが、こどもの負担になることほど悲しいことはありません。そういう姿をたくさん見聞きします。また、伝わらない事が続いて自分の価値まで見失っているお母さんもおられます。
知らずに行き詰まっていくと、なかなかひとりでは渦中から抜け出すことは難しいのです。少しでもコーチングで元気になる親御さんが増えるよう、「親子に効くコーチングセミナー」も開催しています。(下の写真は、コロナ禍以前の親子に効くコーチングセミナーの写真です)
人として社会で生活していく限り コミュニケーションのストレスも、喜びも発生します。 心のエネルギー漏れを減らし、蓄えられるように、安心して話せて学びあえる場を提供したいと思っています。
「しなやかに強く生きる力」を一緒に育んでいきましょう。
ご希望の方には 1対1のパーソナルコーチングもご提供しています(まずはお試しコーチングから)
医療者向けの講演やセミナーもしています
1987〜96 財団法人天理よろづ相談所病院内分泌・血液内科病棟に勤務 糖尿病教室運営、退院後の外来での面談(栄養士と共に)糖尿病患者会サポート 看護学生臨床指導者
1996年 産休退職、1997〜2000年米国ロサンゼルス在住、その間にメリーランド州の
糖尿病療養指導士たちの活動を間近で見る機会を得る
2001年 日本糖尿病療養指導士の資格取得。糖尿病専門医のクリニックに勤務
〜現在
2016年 コーチ資格取得
2017年 コーチングセミナー開始
2022年 国際コーチング連盟コーチ資格ACC取得
ここから先は、 ここまでの話に繋がる若い頃のかわの話なので、お暇がある時にどうぞ。
1994年、総合病院の血液・内分泌内科病棟で講義を受けた時の感動は忘れられません。
石井均医師(現 糖尿病医療学学会代表理事・奈良県立医科大学患者関係学講座教授)が米国ジョスリンクリニックでの研修を終えて、持ち帰られたばかりの『糖尿病セルフケア行動の5段階の変化ステージモデル』のお話でした。
(残念ながら、その時にはまもなく退職して夫の留学に伴い渡米することが決まっていました)
糖尿病で入院中の方のなかで、説明すればするほど、寡黙になり表情が消えていく方や、「がんばります」と帰られて次に会うと「〇〇でできませんでした」と謝る方がおられました。
どうすればその方達に、少しでも望ましい方策を取り入れてみようと思ってもらえるか、継続してもらえるか、どこを押さえてカスタマイズすればいいのか、行き詰まり感を感じていて、今思えば軽い燃え尽きにかかっていたと思います。そんな時に変化ステージモデルを知り、3年後帰国したら、また必ず糖尿病の患者さんと向き合おうと心に誓ったのでした。
その勢いで、米国在住中の1998年12月、石井先生のご助力で、メリーランド州の心理療法家と糖尿病療養指導士に会いにいくことができました。
左写真:メリーランド州立病院の糖尿病療養指導士のメアリー。彼女の口癖は、「Knowledge is power.」
そして帰国した2000年に『糖尿病エンパワーメント』(石井先生監訳)という本に出会いました。
どの患者さんにもこういうふうに関わりたいと強く思いました。しかし、何かうまくいかないと感じる部分が一層意識にのぼるようになるだけで、どこをどうすればいいのか今ひとつ掴みきれない、もやもやとしたものを抱えながら、探していた中で出会ったのが、ヘルスコーチ・ジャパンの糖尿病コーチングだったのです。