コーチングとは
ここには以下のことが書かれています
・コーチングの歴史
・コーチングは机上の理論ではありません
・具体的にはどんなことをするの?
・パーソナルコーチングのページへのリンク
・ホームページトップへのリンク
コーチングの歴史
1500年代にそれまでとは一線を画した乗り心地の良い馬車がハンガリーのコチ地方で作られるようになりました。大切なお客さんを、その人が望むところまで運ぶ馬車そのものをコーチと言うようになり、そこから、「目標達成を支援する」という意味を持つようになっていきました。
その後、英国の一部の優秀な家庭教師がコーチと呼ばれるようになり、1950年代頃より米国でコーチングが発展しました。主に企業でマネジメントに取り入れられました。1990年代からは、コーチ養成機関が設立されるようになりました。
日本には1997年に、初めてコーチ養成機関が設立されました。
コーチングは、机上の理論ではありません。
コミュニケーションの達人と言われる人(有名な臨床心理療法家や有能な選手育成のコーチなど)がどんな行動・態度・言葉かけなどを行なっているか、観察・分析し、立証したものを、誰でも学びやすくまとめたものです。
日本でも最初は、企業の業績アップのため、マネジメント分野で使われ始めました。
現在ではそれにとどまらず、一人一人が自分らしく人生を選択していくための自分の心の軸を明確にすることにも使われるようになってきています。
実際、自分のことを知っているようで知らないために、苦しい日々を送っていたり、意欲も目標もあるのに、うまくいかないということがあります。
それは、上司との関係だったり、チームがバラバラだったり、会社の達成目標が苦しかったり、
子育てがうまくいかなかったり、周囲の人に気を使って疲れていたり、
自分がこうありたいと思う姿でいられないしんどさであったり、さまざまです。
どんな自分でいたら幸せなのか、どんなものを手に入れたいのか。
立ち止まってでもいいし、歩きながらでもいいのです、
自分で決めるための気づきやひらめきやエネルギーを手に入れるお手伝いをしたいと思っています。
具体的にはどんなことをするの?
コーチングは、互いに会話をしながら
ある一定の会話の流れ(コーチングサイクル)
を作る事で、目標に向かって行動を起こす事を
支援するしていきます。
コーチングは コーチの思う方向に誘導したり、
答えを教えるのではなく、
相手(クライアント)が、考えや思いを
「引き出し」「整理し」「見通しをつける」過程を
支援する事で「行動が起こりやすい環境設定」を行う ものです。
コーチは原則
解決方法の提案やアドバイスを行ないません。
コーチは、アドバイザーではありません。クライアント(コーチと契約した人)が
ご自分の中に持っている様々な能力と自分自身の価値を思い出し、信じられるよう隣に立ち続けます。そして、クライアントが、自分を信じられなくなった時でも、疑わず信じ続けます。
クライアントが考えや気持ちを整理したり、目標達成の障害になっていることやその打開策につながることに気づいたり、やろうとしていることの自分にとっての意味や価値を明確にできるように、
コーチは、会話の中で聞こえてきたことを伝えたり、質問したり、時には要約や整理をします。
かわののコーチとしての指針、核となるものは
国際コーチング連盟のコアコンピテンシーです。
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コーチングは、洗脳や宗教ではありません。
コーチは教え導くのではなく、その方のそのままを受け止め、ご自分との対話が深まるのを助けます。そこからご自身で気づきを得、決断が生まれ、気持ちの整理がついたり、行動につながったりするものです。