親子に効くコーチング
『親子に効くコーチングセミナー2024』も、9月開催予定です。
詳細は7月以降、活動予定をご覧ください。
過去の講座記録 参加者のご感想
基本的に、オンライン(ZOOM)で、9月から月1回の6ヶ月間のセミナー、その後に、 お試しパーソナルコーチングをセットにしています。
参加不参加に関わらず、連絡をご希望の方は、お問い合わせフォームをご利用ください。
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以下は
かわのの子育てとコーチング
と題して、コーチングを手に入れる前と後の子育ての軌跡と想いを綴っています。長いですので、お時間のある時にと書いてはおきますが、読んでいただけたら嬉しいです。
思春期がやってくるのが楽しみ?
いじめや不登校・ひきこもりとコーチング
今の自分が好きです
大人も自分を知る事が大事
コーチングはいつからでも
20年前の私に会いに行けるのならば伝えたいこと
子育てにコーチングのエッセンスを
かわのの子育てとコーチング
コーチの河野美保(かわのみほ)です。
兵庫県の阪神間を拠点に
2017年から こどもに関わる方を対象にコーチングをお伝えする講座を開催しております。
新型コロナ禍で、対面の講座ができなくなって以降は、オンラインの講座に切り替えて、全国の親御さんに届け続けています。
さて、元々は、仕事のために学び始めたコーチングですが(自己紹介)
嬉しい大きなおまけがついてきました。こどもとの関係の変化です。
それまでの私は「子育ては楽しいけど、ストレスも多いもの。だってちゃんと育てる責任があるんだから。」と思っていました。愛するが故の小言。でも、子どもは、ガミガミうるさいばかりで自分のことをわかってくれない親と思っていたと思います。
思春期がやってくるのが楽しみ?
ところが、私の周りにいる先輩コーチは、お子さんが小さなときから 実に楽しそうに子育てをしています。そして、思春期がやってくることを心配するどころか、楽しみだと話していました。
そのころの私はと言えば、更年期も重なっていたと思いますが、ガミガミ言ってもやらない小学高学年の子どもと、まるで決まり事のように毎朝ぶつかって、出勤したときにはすでに終業時間のような疲労感を感じることの繰り返しでした。 始まりつつある思春期を前に、このままではまずいと思っていたので、そんな話、とても信じられませんでした。
いじめや不登校・ひきこもりとコーチング
2016年春、私がちょうど本格的にコーチングを学び始めた頃、こどもが中学の部活内でのいじめをきっかけに不登校、引きこもり状態になってしまいました。
先生にもカウンセラーにも会う事を拒否して昼夜逆転し、部屋から出てこなくなりました。
親に対しての暴力こそありませんでしたが、全て拒否する状態になり、とても辛く不安な日々でした。でもその日々を支えたのは、コーチングセミナーでの学びと、コーチをつけてコーチングを受け、自分自身の思考や行動について色々気づけたことによるものでした。
そもそも、私は、コーチングを学び始めてしばらくの間、仕事では使えるようになっても、こどもに対しては使っていませんでした。いえ、うまく使えなかったのです。コミュニケーションの基礎的なことは、自分はそこそこできていると思っていたのに、です。 詳細は、講座の中でテーマに合わせてお話ししていますが、子どもへの小言や、腹立ち、不安などが自分の中のどこからやってくるのかに、向き合わなければ、自分の感情が邪魔をして、子どもとの良いコミュニケーションが取れないことを認めざるを得なくなってきました。
それは、子どもの現状が、自分の子どもへの関わり方によっても影響を受けている、つまり、自分の子育てが不味かったと認めることへの恐れを自分が持っている、ということに目を向けることでした。これは、通常、とても勇気のいることです。過去の講座で各回単発での参加も可能にしていた頃、それを扱う回だけは、今の自分には無理だとおっしゃった方がありました。それができたのは、安心して、自分のダメな、恥ずかしい部分をさらけ出しても、否定されない安心して話せる環境があったからです。心のエネルギーを少しずつ貯めることができていったからです。
とても繊細な部分ですので、河野の講座でも、心を砕いてサポートしております。先にそこを通り抜けた一人として言わせていただければ、親が、どんな関わり方をしても、必ず光の部分と、影の部分ができるということ、そして自分と子どもの心の中の光と影の両方を知っていることがこれから先の人生を進む力になるということです。
さて、私が、気づきながらもぐずぐずしているうちに、子どもは不登校になりました。全てを拒絶する子どもの心のうちは一体どうなっているのか? もちろん、不登校に関する本も読み漁りました。少しは理解できたように思っても、誰とも会わず、本当のところを何も話さない子どもに、焦りと不安が噴き出しました。なすすべがなくなった時、私の手元に残っていたのは、コーチングだけでした。本当にこの通りにやってみて、子どもが心を開いてくれるのか?自分が学んできて、仕事で手応えを感じてはいましたが、不安を抱えながらも、一からコーチ的に関わると腹を決め、子どもと向き合いなおしました。
こどもは、その後、自分でどうするか決め、夢のために中学校に戻る選択をして、全日制の公立高校を昨春卒業しました。
中3の時、こどもから、「お母さんて、私が学校行かなくなる前は、どんなやったかなあ、もう思い出せん。でもいまの方がいいわ。」と言われました。最近もふとした時にしみじみいいます。
また、わたしがコーチングに時間を使っていても、「コーチングの勉強頑張ってね。」とか、「講座にお母さんたち たくさん来るといいね。」と 言ってくれます。
コーチングは相手を変える技法ではなく、自分を調えつつ相手にあった関わり方をしていきます。こどもも実感してくれているのがわかります。
基本的に、学校はこどもにとって、素の自分を出せるところではありませんでした。それは、繰り返された小中学校時代のいじめや嫌がらせの経験から、そうやって生き延びる方法を選択した結果です。(小学生のころは、私は一緒に一喜一憂して、右往左往していましたことを思い出します)
高校生活もスムースだったわけではありません。部活練習での剥離骨折をきっかけに大きなストレスがかかりました。部活の仲間が、一緒に頑張りたいという気持ちから、剥離骨折が本回復していない時期から、強く頑張れと圧をかけてきたのです。
チームメイトは決していじめようと思ったわけではないのです。しかし、結果的に、子どもに過去のいじめと同じ恐怖感を起こさせました。心療内科に自分から行くというほど追い詰められたのです。それでも、子どもはチームメイトの気持ちを考え、私もそれを尊重し、別の理由をつけて退部しました。
退部後に、スクールカウンセラーに、心療内科について相談しに行ったときの一言が胸に刺さっています。
「お母さん、たとえ善意からの行動であったとしても、嫌がることをしたら、それは間違いなくいじめですよ。」 親子共に善意に応えられないこちらが悪いと無意識に思っていたことに気づかされました。そしていじめられていると言いたくない心理に気づきました。
長年、子どもの心には、
「自分は、子どもの頃からどの活動も最後までやりとげられていない、ダメなやつ。」という否定的な気持ちが少しずつ積もり続けていました。
ある活動は、喘息がひどくなり治療を優先させたからですし、中学の部活を辞めたのは、前述の通り、理不尽ないじめが原因です。それ以外は途中で投げ出したことはありません。なのになぜどうして自分がダメだと思うのか。
この言葉を聞いた時、本当に胸が締め付けられました。その一方で、過去は変えられない、でもありがたいことに何をすればいいか私は知っていると思ったことを思い出します。
長年嫌なことが起きる場所だった学校は、行くだけでしんどくなる場所になってしまいました。
それでも、自分の希望する進路に向かうには、高校を卒業するのが近道だからといつも言っていました。何より、自分で試験を受けて入ったこの学校くらいは、最後までやり終えて卒業したいと言っていました。教室で授業を受けるのが苦痛になっている状況とで、気持ちがせめぎあっているこどもに、向き合い寄り添う日々でした。
今は子どもは、一言で言えば充電中です。
知り合いからは「かわのさん、子どもさんがそんな状況で、すごいね、話聞かなかったらわからなかった。私だったらイライラするし、不安でとても耐えらない。」とよく言われます。
子育てにコーチングを活かし、コーチとしての在り方を整えることをしてきていなければ、間違いなく耐えられずに、私が鬱になっていました。
どんな状態でも状況でも、きっとこの子の学びになる、そのまま泰然と受け止めよう、と思える今の自分が好きです。人が驚くような状況でも、自分の人生についても考えられる。コーチングを学んで本当によかったと思います。
大人も自分を知る事が大事
子どもにとって、学校に戻ることが一番大事なのではありません。
その子らしく生きる、夢に向かって、今どうあるのか、どう動くのかを自分で決められる、その自分を信じられる力が育まれるようにサポートすることが大事なのです。
それを傍で支える時に、親の不安や信念を押し付けることなく穏やかに見守るには、
親御さん自身が自分のことをよく知る必要があります。
そのきっかけ作りもお手伝いしていきたいと考えています。
コーチングはいつからでも
コーチングを取り入れることはいつから始めても遅いということはありません。
子どもとは一生親子です。
コーチングは、子どもが大人になってからでも役に立ちます。
「子どもを育て上げて終わりと思ったのに、いくつになっても心配させられて眠れない。」とおっしゃる方がありました。その方は、縁あって、コーチングを学ばれました。そして、自分の人生をまず楽しみ、お子さんの人生を穏やかに見守る、安らかな心と時間を手に入れられました。
ただもし私が、20年、せめて10年前の私に会いに行けるのならば、
「いますぐコーチングを学びに行って!」と伝えたいです。
将来の不安を潰すための、先急いだ子育ては必要ないよ、自分と同じ失敗で苦労しないようにとガミガミ言うより効果がある方法だよと、そうすれば、
子どもの自己肯定感も自己効力感もしっかり育てられて、困難にぶつかって倒れることがあっても、しなやかに早く立ち上がれるようになるよと、
お互い自分の人生を自分で選んで生きる素敵な親子になれるよと、自信を持って伝えたいと思います。
「鰯の頭も信心から」とはいいますが、コーチングは、洗脳や宗教ではありません。
コーチは教え導くのではなく、その方のそのままを受け止め、自分と対話するのを助けます。そこからご自身で気づきを得、決断が生まれ、気持ちの整理がついたり、行動につながったりするものです。
この長い話を読んだことが、あなたとコーチングを結びつけるきっかけになることを願って止みません。
子育てにコーチングのエッセンスを
今回、悩みの有無に関わらず、ここまで読んでくださった方に 自分らしく子どもと関わっていくことで、さらにいい関係を手に入れていただきたいと願っています。
その力は、ちゃんとあなたの中にあります。それをみつけ出し、育てるのをお手伝いしたいと思っています。
これからも 6回1クールの内容で、子育てに役立つコーチングのエッセンスをお伝えするセミナーをしていきます。
当面はオンラインでやっています。
セミナーは子育てやお仕事で、全ては参加できない方もあると思いますので、
基本録画して、参加者が見返せるようににしています。
お目にかかれるのを楽しみにしています。
今までの参加者のご感想はこちら
セミナー告知の際に詳細を載せますが、セミナー終了後、パーソナルコーチング(お試しあり)も提供しています。
私が学んだコーチング団体は、
本当にお互いが幸せになるコミュニケーションを取るために必要な、自分の傾向や癖を知り、そして、自分が大事にしている価値観は何か、気づくことを大事にしています。
それを、無理なく誰でも学べるカリキュラムとして提供しています。
NPO法人ヘルスコーチジャパン公式サイトはこちら https://health-coach.jp/
初回講座50%オフになっていると思います!
うすい水色文字で まずは50%オフでお試し受講!と書いているのでお見逃しなく😁